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見頃を迎えた里山のハナモモの花=15日午前、市内谷根 (2024/04/15)


青空の下、満開のソメイヨシノを楽しむ市民ら=13日午前、赤坂山公園 (2024/04/13)


寄贈された簡易設置型授乳室。赤ちゃん連れの家族など気軽な利用を呼び 掛ける=市内高柳町高尾、じょんのび村 (2024/04/11)

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サウジアラビアが義援金100万ドル

 サウジアラビア王国のファイサル・ハサン・トゥラード駐日大使が4日、中越沖地震の被災地視察で柏崎市を訪れた。これに先立ち、県庁で大使は泉田知事、会田市長、品田刈羽村長らと面談し、県に義援金100万ドル(約1億1000万円)を贈った。

 大使は、柏崎がかつて石油産業の発祥地だったことを知っていたが、訪問は初めて。市役所では会田市長に「温かい出迎えに感謝している。新潟の方にお目に掛かり、うれしい。被災された皆さんが安全に幸せな人生を過ごせることを願ってやまない」と述べた。市長は「心強い励ましをかてに、一日も早い復興を果たしたい」と感謝した。

 この冬初めての里の雪に、大使は「サウジアラビアでは雪と雨は幸運のしるし。雪の白さは心の白さ、友好のしるしにもたとえたい」と話すと、市長は「では、私たちはこれから毎日幸せな日が続くことを願う」と応じた。

 大使は若山副市長の案内で被災した市内東本町のえんま通り商店街、山本団地を視察。えんま通りでは多くの店が再建を目指し頑張っていると聞き、「そういうところにこの義援金を役立てほしい」と述べた。また、駅前ふれあい広場の仮設住宅では「何世帯あるのか」と質問し、「早く新しい生活ができるよう願っている」と述べた。

(2007/12/ 5)

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