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西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)


高柳小の閉校式で校歌に声をそろえる児童や地域住民ら=22日、同校 (2024/03/23)

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市が公共施設管理基金を財調に組み替えへ

 市は、中越沖地震後の厳しい財政状況に対応するため、公共施設管理基金を財政調整基金に組み替える方針を固め、20日開会する市議会2月定例会に公共施設管理基金条例の廃止を提案することになった。今後、財調基金を大幅に取り崩して財源不足乗り切りを図るのは必至だ。

 公共施設管理基金は、電源三法交付金で整備した施設の維持管理に充てることを目的に、飯塚元市長時代の1991年度、公共用施設維持管理基金として積み立てを開始。次の西川市政では50億円を目標に掲げ、2003年度にこれを達成した。しかし、原発固定資産税の逓減など一般財源減少や中越地震の災害復旧の中で、会田市長に代わった04年度、使途を施設の建設・改修にまで広げて公共施設管理基金に再編するとともに、20億円を財調基金に回した。

 財調基金は今年度当初予算による5億円の取り崩しにより、2月補正予算前での残高が約17億円。公共施設管理基金は約27億円あるが、震災の復旧・復興関連での基金の減少や歳出に対処するには、施設に限定した基金を持っている余裕はないと判断。財源不足を補うことが目的の財調基金へ年度末をめどに組み替えたい考えだ。

(2008/ 2/ 8)

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