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第50回記念の定期演奏会を開いた市民合唱団。澄み切った歌声を披露した =1日、アルフォーレ大ホール (2024/12/05)


今年も始まった西山ふるさと館のイルミネーションツリー (2024/12/04)

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原酒造が地震で全壊の酒蔵再建へ

 中越沖地震で被災した市内新橋、原酒造(原吉隆社長)は8日、新しい酒蔵の再建に向け、地鎮祭を行った。原社長(50)は「完全復活への戦いはこれから。社員一丸となって不屈の魂で新しい『越の誉』を造る」と述べた。

 同社は約2万3000平方メートルの敷地で酒蔵五棟が倒壊するなど3分の2の建物が被災し、3つのこうじ室(むろ)のうち2つが壊れた。しかし、主力の仕込み工場などは大きな被災を免れ、地震前に発注していた仕込みタンク、搾り機を導入し、仮設のこうじ室を整備。昨年秋に収穫した契約栽培米から新酒を出荷し、大吟醸酒も仕込んだ。

 新しい酒蔵は鉄骨造り一部2階建て1棟延べ約1980平方メートル。耐震性を高め、貯酒倉庫、ろ過調合設備、仕込み、搾り施設、休憩室などを備える。大吟醸酒など高級酒用のこうじ室を移設・拡充し、仕込みから貯蔵まで一連の工程ができる。9月初めごろ完成予定。工場はフル操業で年間100万本の生産能力を回復する。

(2008/ 4/ 8)

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