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第50回記念の定期演奏会を開いた市民合唱団。澄み切った歌声を披露した =1日、アルフォーレ大ホール (2024/12/05)


今年も始まった西山ふるさと館のイルミネーションツリー (2024/12/04)

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半田小児童の俳句を歳時記に

 市内の俳句同好会「畔(あぜ)の会」(大塚広重会長、会員数19人)の編集で、半田小(田村秀一校長)の児童による冊子「俳句歳時記」がこのほどできあがった。財団法人・伝統文化活性化国民協会の支援事業の一環。校内の投句箱に集まった全作品を歳時記仕立てにした。

 「畔の会」は真貝葉月さん(65)=半田2=の指導で勉強会を重ね、100回を数える中で、地域の役に立ちたいと、同校に児童対象の俳句作りの活動を相談した。快い返事をもらい、昨年6月から校内に投句箱を設けた。休み時間などに書けるように、紙と鉛筆を用意し、児童たちから投句してもらった。

 寄せられた作品は「さんまですごはんにのせてたべたいな」「あさがおのたねがだんだんできてくる」など千句以上。「春の山」「えんま市」「運動会」「つらら」「お年玉」など季語によって春、夏、秋、冬、新年に分け、同校独自の俳句の辞書が完成した。  真貝さんは「子どもたちの作品に感性の豊かさを感じ、とうに忘れたものをもう一度振り返る機会になった。中越沖地震の時にも投句があり、勇気づけられ、励まされた」という。

(2008/ 4/ 8)

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