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「専念寺文書」を市文化財に
市文化財保護審議会(新沢佳大委員長)はこのほど、市内矢田の専念寺所蔵の中世文書3点を市文化財に指定するように市教育委員会に答申した。28日に予定される教育委員会での議決を経て、告示されると正式決定になる。市文化財指定は、旧市内では1991年以来17年ぶり。
専念寺は、北条にある専称寺(北条毛利氏の菩提=ぼだい=寺)の末寺。同審議会では、教育委員会から諮問を受け、約1年がかりで専念寺所蔵の古文書三点を審議してきた。
古文書のうち2通は第11代北条城主の毛利安芸守高廣、第12代北条城主毛利丹後守景廣から専念寺にあてられた執達状。それぞれ1557(弘治3)年、1574(天正2)年に作られたもので、北条毛利氏が矢田村を支配したことを証する資料だ。
もう1通は枇杷島城主桐沢但馬守具繁から同寺にあてられた安堵状で、1584(天正12)年のもの。矢田村が北条丹後守の討ち死に後、家老の石口采女正を経て、桐沢但馬守に支配されていたことを示しており、北条が赤田の斎藤景信に与えられなかったことを証する貴重な資料とされた。
(2008/ 4/17)
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