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泉田知事が市内仮設住宅で座談会

 泉田知事が25日夜、市内東港町第2仮設住宅(少年広場)集会所で中越沖地震の被災者との座談会を開いた。昨年暮れの佐藤池団地に続く。集まった25人に住宅再建の見通し、要望などを聞き、被災者へのきめ細かな相談支援が必要との考えを示した。

 座談会の最初に知事は「皆さんから直接話を聞かせてもらい、一日も早く仮の生活から脱出し、普段の生活を取り戻していただける環境づくりに全力を挙げたい」とあいさつ。会田市長は「生活再建、住宅再建に向け、なかなかめどが立たない人が大勢おられる。せっかくの機会であり、率直に話を出してほしい」と呼び掛けた。

 会は約1時間半にわたって非公開で行われた。終了後、知事は住宅再建、その他の困りごとなどを聞いたとし、このうち住宅関係ではリバースモーゲージ(高齢者が不動産の資産価値で住宅資金をまかなう特殊な融資形態)、建築業者の決定、復興公営住宅、大規模半壊の修繕問題などが出されたと述べた。

 知事は「住宅再建へ一人ひとりの被災者がどのハードルをはずしたら課題をクリアできるかきめ細かな手だてが必要。制度的に足りないものがあるということではなく、心理的な面も含め、よく相談にのって選択できるような支援をしていくことが一番必要だ」とした。

(2008/ 4/26)

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