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国道352号「椎谷トンネル」着工

 中越沖地震で斜面が崩壊し、全面通行止めとなっている市内椎谷・国道352号の観音岬で新たに掘削する仮称「椎谷トンネル」新潟側工区の安全祈願祭が14日午前、現地で行われ、2009年度の開通に期待を込めた。

 安全祈願祭は施工の植木組・本間組特定共同企業体の主催で行われ、発注者の県をはじめ、国会議員、県議、会田市長、地権者、地元関係者など約80人が出席した。野澤英之助・県土木部長は「ここがぜい弱な地質であり、将来にわたって安全・安心な道路とするため、抜本的な道路改良を行うことにした」と経緯を説明。来賓あいさつで長島忠美衆院議員は中越地震による旧山古志村の被災と関連して「復興への希望につながるトンネル整備」と強調。渡辺秀央参院議員や地元の三富佳一県議は、約70年前に先人がトンネル掘削を試みたが地盤が悪くて断念したこと、戦前の地滑りで通行中の医師が殉職したことなどを紹介して、地元住民のトンネルへの期待を示した。また会田市長はトンネル掘削という大事業が短時間に採択され、施工されることに感謝の気持ちを表した。

 椎谷トンネルは全長886メートル、全幅9.5メートルの片側歩道付きのトンネル。今回、着工したのは新潟側470メートル区間。市街地側は今後、6月県議会の承認を経て、着手される。

(2008/ 5/14)

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