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西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)


高柳小の閉校式で校歌に声をそろえる児童や地域住民ら=22日、同校 (2024/03/23)

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市内の西之入町内で伝統野菜「仙人菊」栽培

 市内石曽根・西之入町内会(矢代武会長、62世帯)が26日、昨年から栽培に取り組む地域の伝統野菜で、「仙人菊」と呼ばれる食用菊の苗の植え付けを行った。中越地震の復興基金を活用した事業で、イワナの養殖も手がけている。

 同集落は、2005年10月の中越地震で斜面が崩落し、西之入川がせき止められた。復旧作業で出た残土を使い、休耕田を14アールの畑に造成。中越地震復興基金メニューの一つ「地域コミュニティ再生事業」に集落として名乗りを上げ、伝統野菜の栽培など、地域の資源を生かした振興策をまとめた。

 食用菊はカキノモトが一般に知られるが、「仙人菊」は同集落独特のもの。正式な名前は不明だが、標高の高い所で、白く細かな花弁をたくさんつけることから「仙人の白いひげのようだ」と名付けられた。別名で「白ひげ菊」ともされる。戦後しばらくは多くの農家が栽培していたが、近年は数軒が棚田のあぜで育てているだけだ。

(2008/ 5/27)

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