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ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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市の地域懇談会がスタート

 市の地域懇談会が2日、瑞穂中学校区を皮切りに始まった。この日は会田市長が市震災復興計画、財政見通しを説明して理解を求めるとともに、全市や地域の課題で意見を交換した。懇談会は8月27日まで市内12会場で。

 瑞穂中校区の会場となった中通コミュニティセンターには、中通、西中通地区の町内会長、コミュニティ役員らが出席。市側からは市長や部長クラスが顔をそろえた。市長は「地震からまもなく1年になる。地域の助け合いで苦しい中を乗り越えてきた。災害続きで市の財政は危機的な状況にあるが、市民の理解と協力のもとで健全化に努めたい」とあいさつ。続いてスクリーンを使いながら、震災復興計画の「市民生活の再生」など5つの目標と、新市民会館の2012年春オープンなど7つの重点プロジェクトを紹介。今後の財政見通しとして、原発関係の固定資産税の減少、相次ぐ災害対応での基金の取り崩し、復旧のために行った起債の償還など厳しい事情を説明。持続可能な財政運営のため、新たな税収確保や受益者負担の適正化、事務事業の見直し、人件費の抑制などを進めるとした。市長は「09年度から3年間が特に厳しいが、方向性を正しく見定めて市民に示し、辛抱もお願いし、乗り切りたい」と決意を語った。

(2008/ 7/ 3)

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