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花火大会で震災復旧工事現場を一部開放

 ぎおん柏崎まつりの大花火大会で、例年、市民の見物場所となる潮風公園沿いの海岸護岸・土塁で中越沖地震の災害復旧工事が進められている。工事を担当する県長岡地域振興局では花火大会当日の26日、工事区間のうち元気館前から西の学校町側約400メートル区間を見物場所に開放するが、北園町、安政町の約1300メートル区間は事故防止のため立ち入り禁止の措置をとることから、市民の理解と協力を求めている。

 復旧工事が行われているのは、学校町のアクアパーク前から安政町の自然環境浄化センターまでの約1700メートル。地震で海岸護岸が海側に大きく傾斜し、コンクリートに多数の亀裂が入った。土塁も陥没や亀裂が至るところで発生した。本格復旧工事は海が穏やかになった今年春から始まり、現在は被災したコンクリート護岸の撤去がほぼ終わった段階。これから新しい護岸を築造し、土塁の復旧も行う。工事終了は安政町側の一部区間が2010年春。そのほかの大半の区間が09年春だ。

 県長岡地域振興局は市と協議し、花火大会の見物場所を少しでも確保したいと、西側を先行して工事を進めてきた。その結果、元気館前から西側の海岸護岸・土塁は、26日の開放が可能になった。入り口は多目的広場側だけとなる。

 一方、東側は工事が最盛期に入っていて足下が危険なこと、土塁にまだ多くの亀裂が入っていることから、立ち入り禁止とする。このため、県は同区間に通じる国道からの遊歩道入り口5カ所と海岸護岸の両側の計7カ所にバリケードを設置し、当日午後3時に閉鎖。また、土塁の外側(市街地側)には市と商工会議所による警備員、土塁から海側は県と施工業者の警備員がパトロールするなど、2次災害防止に向けた保安態勢をとる。

(2008/ 7/24)

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