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蘭このみさんが情熱の舞台で復興エール

 柏崎にゆかりのスペイン舞踊家・蘭このみさん(埼玉県所沢市在住)の公演「ふるさとにいだかれて」(柏崎芸術協会主催)が11・12日、産文会館で開かれた。両夜とも情熱の舞台が繰り広げられ、満員の観客に「頑張れ、ビバ柏崎」と震災復興へエールを送った。

 蘭さんは祖父母、両親が柏崎育ちという縁がある。1974年に宝塚歌劇団に入団し、スペイン留学などを経て、83年からスペイン舞踊家。柏崎芸協は震災フェニックス・震災から立ち上がる文化の祭典として例会を企画した。

 第1部は、現代舞踊協会「河上鈴子スペイン舞踊賞」受賞作品の「『明烏』〜明烏夢淡雪〜」で幕を開けた。日本音楽、スペイン舞踊を融合した創作で新内の代表作。蘭さんは遊女・浦里を演じ、情念、いちずの強さ、はかなさをフラメンコで表現した。

 また3部では、蘭さんと門下生の舞踊団12人がフラメンコ組曲「アンダルシアの風」を上演した。独特のギター、カンテ(歌)が場内に響き、色彩豊かな衣装を身につけた団員たちがフラメンコの魅力でたっぷり楽しませた。途中、2部では長井満・柏崎芸協運営委員とのトークがあり、蘭さんは柏崎の思い出などを語った。

(2008/11/13)

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