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柏高生が中学生に科学講座

 今年度から5カ年、文科省スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けた柏高理数コースの2年生7人が25日、近くの一中で2年生104人を対象とした中学生講座「メダカの色はかわるかな?」を開いた。

 SSHは「科学への夢」「科学を楽しむ心」をはぐくみ、生徒の個性を一層伸ばしていくことを目指しており、柏高では大学や研究機関と連携し展開している。今回の講座は、中学生に科学への親近感を持ってもらうとともに、高校生の科学プレゼンテーション能力育成を図ることも目的だ。

 講師役を務めた7人は昨年、濱口哲・新潟大理学部教授から指導を受け、経験してきた観察をもとに、明暗の環境の違いによって変化するメダカの黒色素胞に注目した実験を行った。一中の吉水尚樹君は「内容は難しかったが、親切に教えてもらい楽しく実験ができた」、今井くるみさんは「年齢が近くて話しかけやすかった」と好評だった。

 理数コースの阿部麻衣さんは「教えることで自分の理解も高まる」、進行役を務めた大石一樹君は「分かりやすく伝えることは難しい。先生の気持ちがよく分かった」と話し、担任の寺尾邦宏教諭は「七人はこの日のために準備段階から積極的に行うなど、いい相乗効果があるように感じた」と述べた。

(2008/11/26)

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