PHOTOニュース

市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)


市内3会場で行われた早春茶会。市内外から集まり、春一番の茶会を楽し んだ=市内西港町、シーユース雷音 (2024/04/20)

>>過去記事一覧
市内仮設住宅にケーキや新巻ザケ贈る

 島根県雲南市の飲食店経営・村松憲さん(61)が13日、中越沖地震被災地の柏崎市内の仮設住宅を訪れ、クリスマス用のケーキを贈った。この日は柏崎鮮魚商協同組合(関伸雄理事長、加盟41店)から正月用の新巻ザケも贈られ、2重のプレゼントに住民らの笑顔が広がった。

 村松さんは高校時代に水害に遭い、全国から支援を受けたことから、この恩返しをしたいと、阪神淡路、中越大震災の被災地にショートケーキを贈る活動を続けた。柏崎へは昨年に続き2年目。全入居者の約1400人分を用意した。

 一方、同組合は昨年の地震発生直後に弁当プロジェクトを立ち上げた。工事業者、避難所向けの弁当を提供し、各方面にいろいろと世話になった礼を込め、荒巻ザケ半身パックを全550世帯分準備した。

 13日は村松さん、関理事長(60)らが学校町の潮風公園多目的広場の仮設住宅から訪問。「風邪をひいていませんか」「頑張ってくださいね」などと声をかけ、ケーキ、新巻ザケを手渡した。受け取った女性(72)は「思いがけないプレゼント。いいクリスマス、正月を迎えられそうだ」と喜んだ。

(2008/12/15)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。