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鵜川神社の大ケヤキにしめ縄奉納

 市内新道、鵜川神社(箕輪正邦宮司)で21日、境内にある国指定の天然記念物・大ケヤキへのしめ縄奉納が、地元の中村地区(飯塚秀夫代表、23世帯)の人たちの手で行われた。「来年は晴れ晴れとした良い年に」との願いを込め、大きなしめ縄をていねいに飾り付けた。

 大ケヤキの樹齢は推定で1000年。1930年、国の天然記念物に指定された。長年の風雪、台風の被害に遭い、99年度から雪対策などで主幹の上部に屋根をかけるなどの修復を3カ年で進め、土壌改良や栄養剤注入をした。土が踏み固められて根元が圧迫されないよう、すのこ状の木道を巡らせた。

 中越沖地震では支柱で支えていた枝に亀裂が入り、応急処置で撤去。今夏、樹木医の指導で腐食部を除去、殺菌し、雨水が入らないよう銅板をかぶせる修復工事を行った。

 21日は地区の人たちが総出で材料のわらをそれぞれ3束ずつ持ち寄り、午前8時から伝統行事に取り掛かった。わらをつぶし、束ねる人、なう人など役割を分担して、しめ縄作りに精を出した。昼までに長さ約12メートル、直径約20センチもある立派なしめ縄を完成させた。

(2008/12/22)

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