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人物館で企画展「産育習俗」14日から

 市内東本町1、柏崎ふるさと人物館が14日から、企画展「アンケート調査にみる産育習俗―変わるもの・変わらないもの―」を開く。柏崎・刈羽在住の出産経験者を対象に行った調査結果をまとめ、産育習俗の今昔を紹介する。

 同館では2007年7月に企画展「産婆さんの足あと―お産をとりまく人々の暮らし」を開いた。調査はこの一環。柏崎・刈羽地域の産育習俗について慣習や信仰、人々の意識の面から把握し、変化を探ることを目的に、「出産と産育儀礼」のテーマで実施した。

 調査には74%の284人が回答。20代から90歳以上の人もいた。第1子、第2子の出産ごとにそれぞれ子宝祈願と安産祈願、出産場所、出産にかかわった人、宮参りなどの産育儀礼の設問があった。

 出産で実家に里帰りした人は7割でどの年代も同様だったものの、夫の立ち会い出産は若い世代は多く、40代以降はほとんどないなど年代別の傾向も浮き彫りにした。また、「妊婦が便所をよく掃除しておくと、お産が軽い」など出産・産育に関する言い伝えなどを気にしたかどうかについてもたずね、これらを報告書にまとめた。

(2009/ 3/12)

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