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春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)


見頃を迎えた里山のハナモモの花=15日午前、市内谷根 (2024/04/15)


青空の下、満開のソメイヨシノを楽しむ市民ら=13日午前、赤坂山公園 (2024/04/13)

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回帰・豊漁の願い込め、サケ放流式

 市内青海川の柏崎さけのふるさと公園で4日、この季節おなじみのサケの放流式(市さけます増殖事業協会主催)が行われ、多くの市民が参加して5万匹の稚魚の旅立ちを見送った。

 昨年秋は全国でサケの回帰が少なく、試験捕獲・放流から31年目の谷根川でも親ザケ捕獲は近年で3番目に少ない2201匹。ふ化率も低く、50万匹の稚魚確保にとどまるなど、試練の年となった。

 放流式はあいにく小雨の降る空模様となったが、恒例となっている米山小マーチングバンドによる校歌演奏からスタート。事業協会の芝沢勝会長は「稚魚たちが4年後に谷根川に無事に帰ってくることができるように、来年秋は豊漁になるように願いながら放流しよう」と呼びかけた。会田市長は地球温暖化が海水と魚などに与える影響を心配しながら「サケ放流事業を通じて、小中学生と地球や地域の環境について考えるきっかけにしたい」とあいさつした。

(2009/ 4/ 6)

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