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原発7号機再開を市長・村長容認

 中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原発7号機の運転再開問題について、会田市長は8日の定例記者会見で、再開を認める考え方で品田刈羽村長と一致したことを明らかにした。容認の明言は初めて。県技術委員会の代谷誠治座長(京大原子炉実験所教授)が前日、起動に問題ないという技術委としての見解を泉田知事に報告したことを受け、8日朝、市長と村長が市役所で会談した。近く再開容認の考えのもとに知事との3者会談が必要だとし、同日午後、市村を訪れた武藤敏明・県危機管理監にそれぞれその要請をした。

 市長は会見で「7号機は国においてすでに安全が確認され、県技術委員会も国の結論に沿って安全確認ができたと受け止めている」と述べた。その上で、実質的な運転再開である起動試験に進むことを認める考えを表明し、「そういう条件は整った」とした。市民に対し、国や県技術委による評価の説明はされてきているとの見方も示した。

 また市長は、技術委の報告によって「安全確認については知事も共通の認識に立った」と述べ、次回3者会談で意見がまとまれば再開容認の最終結論が出る可能性もあるとした。市長は起動試験から営業運転に移る段階での地元側の確認も必要と言及してきていることから、その検討も3者会談のテーマに挙げた。

(2009/ 4/ 8)

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