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農協会長もマガモで除草

 市内岩上、柏崎農協の経営管理委員会会長を務める今井長司さん(59)の水田に23日、田の草を食べるマガモ10羽が放たれた。農協が若手農業者に奨励している高付加価値米生産に向けた試験栽培で、会長と営農担当常務理事自らがマガモを利用した農法に取り組むことになった。

 農協では「売れる米づくり戦略」として、消費者などの要望に応える多様な品ぞろえを目指す。全国で今、値段はかなり高いものの、高付加価値米、「こだわり米」とされる無農薬によるJAS法認定有機栽培米の購入希望が少しずつ増えており、農協でも若い農業者に栽培を働きかけている。

 8アールの水田でマガモによって除草剤使用をゼロにする今井会長は「昨年秋、門出小の児童が東京でアイガモ農法をアピールしている様子を見て、大変感動した。『自分でもやってみよう』という気持ちを後押しされた」と話し、カモに「がんばって」と声をかけながら水田に放った。ここは小学生の通学路にも面しており、「児童からも食の安全に関心を持ってもらえたら」と期待する。

(2009/ 5/27)

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