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特産目指し、市内でカリフラワー定植作業

 柏崎農協が最重点で栽培面積の拡大を目指しているカリフラワーの苗の定植が、暑い日差しの中、市内各地の畑で進められている。

 県内ではかつて小千谷地方がカリフラワーの産地として知られていたが、近年では栽培面積が減少。首都圏など関東ではもともと栽培面積が少なく、市場の要望が多い野菜とされる。

 柏崎農協では数年前から、カリフラワーを園芸振興の最重点品目に指定。県柏崎地域振興局農業振興部、市農業振興公社と協力して栽培支援を行うとともに、市も新規作付けや面積拡大に助成金を出すなどしている。これにより、今年度は市全域で約30の農家、生産組合が約2・3ヘクタールで栽培。7月下旬に種をまき、この季節に定植を行って、10月中・下旬の収穫を目指す。1部は市内の学校給食に使用されるが、ほとんどが首都圏に出荷される。

 山室の生産組合(行田皓勇組合長)は今年が2年目の栽培。担当は6人の女性部スタッフで、18日には約8アールの畑に1700本から1800本の苗を植えた。

(2009/ 8/20)

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