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創立100周年の柏崎信用金庫記念式典。これまでの歩みを振り返り、さ らなる発展を誓った=23日、柏崎エネルギーホール (2024/04/25)


柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)

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北野屋の蔵からまちの史料など

 市内東本町1のスポーツ用品店・北野屋(遠藤邦彦社長)が、中越沖地震で大きな被害を受けた蔵を整理したところ、刀、古銭などとともに、会社の昔の文書や古いスポーツ用品、まちの史料が大量に見つかった。同社はスポーツ用品店を開いてから約100年の歴史を持ち、蔵は江戸時代からのものだ。

 遠藤社長は当初、全壊の判定を受けた蔵の解体を考えたが、近く創業100年を迎えることから、記念事業として蔵を大修理。収蔵品を整理・陳列して、一部一般公開にもこのほど踏み切った。

 これまで蔵の整理をしたことがなく、「今回は100年のタイムカプセルを開けたような気持ち」と遠藤社長。古いスポーツ新聞や、二宮呉服店が1899(明治32)年に発行した「柏崎町鑑」、プロ野球の長嶋茂雄選手らが1959年に来柏したときの写真とサイン入りボール、旧理研と新潟ウオシントンの野球チームが58年に出場した広島アジア大会の写真、当時を伝える柏崎日報など、まちの歴史を知る史料などが並ぶ。文書などはまだ解読が進んでおらず「古い文書に詳しい人がいたら見てほしい」とする。

(2009/ 9/ 5)

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