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国指定文化財の名勝・貞観園。100種類を超える苔のみずみずしさが際立つ=24日、市内高柳町岡野町 (2022/05/26)


五月晴れの下で開かれたイベント「野外おんがく堂」。観客は劇場広場の階段で聞き入った=22日、アルフォーレ (2022/05/25)


じょんのび村が開いた昔ながらの「馬耕」を体験するイベント=21日、市内高柳町岡野町 (2022/05/24)

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元五輪代表、故矢島さんの妻も声援

 本県チームの応援席には連日、水球の元五輪代表で3年前に亡くなった元市職員・故矢島秀三さんの妻潮子さん(58)の姿があった。

 矢島さんは45年前の新潟地震で中止となった国体の選手で、メキシコ、ミュンヘン五輪の日本代表。2006年に59歳で亡くなった。潮子さんは、プールに夫が重なり、夫が後進の指導をしたアクアパークに入れない日々が続いた。中越沖地震では支えを失った現実に震えた。気持ちの整理はついていない。

 しかし、国体を目指して自分を奮い立たせ、プールに近づこうとボランティアに応募した。誘導係として迎えた初日に本県チームは1回戦で勝ち、夫の水球仲間や恩師の家族が墓参りをしてくれた。大学を超えてOBが集まり、「矢島さんたちの導き」と柏崎の快勝を喜んだ。

 「防災無線が国体開幕を告げ、地元の応援は相手を圧倒した。今まで勝てなかった富山にも勝った」と潮子さん。「主人は会場のどこかで見ていたはず。ほとんど人をほめない人だったから、『まっ、こんなもんか』と笑ったかも」と話す。45年前、若き日の夫や仲間が目指した国体優勝。新チームに願いを託す。

(2009/ 9/14)

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