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椎谷岬トンネルで事故想定し訓練
1月7日に開通予定の国道352号「椎谷岬トンネル」（延長866メートル）で25日、県・警察・消防合同の防災訓練が行われ、救助・消火・交通規制・連絡系統全般にわたって連携を確認した。
トンネル内で普通乗用車が正面衝突し、運転手1人が車内で意識不明の重体となり、漏れた燃料で火災が発生したという想定。県柏崎地域振興局地域整備部、柏崎警察署、市消防本部消防署から45人が参加。消防車、救急車、救助工作車など6台が出動した。
椎谷岬トンネルには非常電話が5台、押しボタン式通報装置が18台、トンネルの両出入り口に事故などを知らせる非常警報装置が設置されている。通報装置は地域振興局に連絡が入り、同時にトンネル出入り口のサイレンが鳴り、外部に事故発生を伝達する。訓練では事故に遭った運転手が通報装置と非常電話で事故を通報。警察と県でトンネルを通行止めにして2次災害を防ぎ、消防は車のドアを破壊し、けが人を救出して搬送。インパルス消火銃により消火した。
(2009/12/25)
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