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創立100周年の柏崎信用金庫記念式典。これまでの歩みを振り返り、さ らなる発展を誓った=23日、柏崎エネルギーホール (2024/04/25)


柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)

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西山町浜忠で掘削土によりほ場整備

 今年1月に開通した国道352号「椎谷岬トンネル」の工事で大量に掘り出された土が運ばれた市内西山町浜忠の「天王沢」。この土で整備された新しい水田で今春、初めての田植えが行われる。

 この沢は集落の1番奥にあり、小さな山を越すと、国営の後谷ダムだ。作物を育てる水に恵まれず、排水も悪いという土地で、10年前に行われた地区のほ場整備でも除外され、近年はわずかに水田と畑が残るだけで、ほとんどが林や荒れ地になっていた。

 椎谷岬トンネルの工事では約10万立方メートルの砂岩、泥岩が掘り出され、輸送距離の近い処分地として約4.5ヘクタールのこの土地に白羽の矢が立った。2008年夏から1年間にわたり、掘削した土のほぼ全量、ダンプカーで約2万3000台分が運ばれた。県、土地の関係者は柏崎土地改良区のアドバイスを得ながら、この土で約15アールから30アールの水田16枚と畑、農道、水路などを整備。搬入した土の上には沢にあったもともとの表土を再び盛って、作物が作れるようにした。

(2010/ 5/ 6)

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