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高柳のシャッターアート完成

 市内高柳町で、商店や住宅車庫のシャッター60枚に、かやぶき民家など高柳らしい絵を描く「シャッターアート」の最後の作品が10日、同町岡野町地内で完成した。絵の仕上げには高柳町商工会(若山惣栄会長)の関係者や地域の人たちが大勢集まり、4月から筆を振るってきた長岡市の墨彩画家・吉田直治さん(68)に花束を贈り、その労に感謝した。

 中越沖地震復興基金を活用し、地域、商店街に元気を――と、同商工会の商店街振興実行委員会(平沢文康会長)が今年2月にシャッターアートを企画。冬の商店街をイルミネーションで飾る事業と同様に、岡野町自治振興会(植木信義会長)が協力した。

 吉田さんは24年前から荻ノ島のかやぶき民家など高柳の風景を描いており、町のいろいろなPRに吉田さんの絵が使われ、住民にもすっかりおなじみ。4月29日、岡野町の大新商店で同店の銘菓「かやぶきもなか」にちなんだかやぶき民家の絵をスタートに、岡野町や岡田、門出などで、シャッター・車庫の持ち主が希望した貞観園、神社・寺、棚田、寄角力(よりずもう)大会、黒姫山などを描いてきた。

 最後の作品になったのは岡野町の主要地方道松代高柳線に面した8つの連続した車庫で、長さは22・8メートル。題材は、春日農機・春日安英さん(70)ら車庫の持ち主の要望で、長さを生かした「狐の夜まつり」のちょうちん行列。描いた狐は約150匹。おなじみののぼり旗、大きな油揚げなど行列が再現された。

(2010/ 9/11)

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