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震災・火災の八坂神社で新社殿完成

 中越沖地震で被災し、さらに火災で焼失した市内西本町3、八坂神社(佐藤明史宮司)の社殿再建工事が終了し、23日に「竣功(しゅんこう)奉祝祭」が厳かに行われ、地域のよりどころの完成を喜んだ。

 同神社はもともと「和那美水門社」と呼ばれ、約1600年前の創建とされる。ぎおん柏崎まつりは八坂神社の大祭「祇園祭」が発祥で、明治時代にはすでに奉納花火が打ち上げられていた。以前の社殿は、番神堂建築で知られる名工・4代目篠田宗吉が棟りょうとなって1892年に建設し、長く多くの人に親しまれてきたが、2007年の中越沖地震で本殿が大きく損傷。その復旧工事中の08年6月には不審火に遭い、本殿を除く弊殿、神拝殿、下拝殿を焼失。太鼓や稚児衣装、さい銭箱なども失った。

 神社、氏子では、地域の家々が震災からほぼ復旧した今年1月、新しい社殿(約125平方メートル)の再建工事に着手。中越沖地震復興基金、氏子をはじめ市内外の篤志家、企業などからの寄付により、このほど新しい社殿が完成した。

(2010/10/26)

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