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原発「地域の会」第100回定例会で防災議論
東京電力柏崎刈羽原発を地元住民で監視する組織として、2003年から活動を続けている「柏崎刈羽原子力発電所の透明性を確保する地域の会」(新野良子会長)の第100回定例会が5日、柏崎原子力広報センターで開かれた。25人の委員のうち18人が出席。福島第一原発の事故から半年が過ぎた中で、住民視点による防災をテーマに意見交換した。
委員は「防災は行政が知っていればいいということでなく、住民が議論した防災計画にすべき」「いろいろな角度から多くの住民の声を聞いて、防災計画に取り入れてほしい」と述べた。また「事故が起きれば生活基盤がなくなるのだから、避難だけで終わらせない防災計画が必要だ」という意見があったほか、過去に柏崎・刈羽で行われた原子力防災訓練が「形式的だった」として、より現実的な訓練を求める声が上がった。
(2011/10/ 6)
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