home >> パソコンで楽しむ >> パソコンの「困った!!」助け舟INDEX | 改行すると行の先頭に数字や記号が自動的に付く
箇条書きや、段落番号のついた段落(順序のある箇条書き)の行末で Enter キーを押して改行すると、自動的に次の行頭に順序の数字(順序を示す文字)や■などの記号が付きます。
これはWordの[オートコレクト]機能によるもので、便利ではありますが煩わしい時もあります。
Word 2007を中心に説明します。
例えば初期値では、「1」と入力し、スペースを入れてから文章を入力して、Enter キーを押すと、改行して行頭に「2」+ スペース が入り入力待ちのカーソルが点滅します。このとき[オートコレクトのオプション]のアイコンが表示されます。クリックすると[元に戻す(U)-段落番号の自動設定][段落番号を自動的に作成しない(S)][オートフォーマット オプションの設定(O)]のメニューが出ます。ここで[元へ戻す…]をクリックすると、「2」とスペースが消えて行頭にカーソルが表示されます。以降は数字を入れても箇条書きではない普通の文章になります。
「1」の段落の中で、Shift キーを押しながら Enter キーを押すと、上記の[元へ戻す…]をクリックしたときと同じになります。すでに段落番号・行頭文字のついた文章の中に1行挿入したいときに利用出来ます。
すでに入力されている行頭文字や段落番号を取り除くには、削除する段落の中にカーソルを置き、[ホーム]タブのリボンの[段落]グループの[箇条書き](順序のない時)か[段落番号](順序のあるとき)のボタンが選択されていますので、クリックしてオフにすると、削除できます。
Word 2003の場合:ツールバーの[箇条書き][段落番号]のアイコンをクリックしてオフにするか、メニューバーの[書式][箇条書きと段落番号]をクリックして、[箇条書き][段落番号]タブの中の「なし」を選択。
最初から行頭文字や段落番号をつけないように設定できますが、逆に「これでは不便」と感ずるかもしれません。
箇条書きの部分を入力するときは、[ホーム]タブのリボンの[段落]グループの[箇条書き](順序のない時)か[段落番号](順序のあるとき)のボタンをクリックしてから入力します。