本物の良い音楽を

 多くの市民にお届けしたい

       柏崎音楽協会 会長 佐藤ちづ子

 柏崎音楽協会は、本物の良い音楽を多くの市民に聴いていただきたいと願い、平成10年2月に発足した会員制の音楽鑑賞団体です。 
 発足当初は約330名のご入会をいただき、安楽真理子のハープリサイタルを皮切りに須川展也のサクソフォン、前橋汀子のヴァイオリン、田部京子のピアノ、海外からはケヴィン・ケナー(ピアノ)、カザルス弦楽四重奏団、ベルリン・レゾナンス・アンサンブルなど質の高い多彩な音楽に触れることができ、「音楽協会の演奏会は楽しみ」と会員の皆様に喜んでいただいて、毎年2回の演奏会と4回の会報発行を継続しました。
 一方、会のもう一つの目的に市内アマチュア演奏家の支援があります。市内で活躍する演奏家や合唱団の出演によるクリスマスコンサートを開催して会員外の市民にもお楽しみいただいたり、市民公募による音協合唱団を組織して市民文化祭に出演したりして愛好家の拡大を図りました。
 おかげさまで平成30年2月に発足20周年を迎えることができ、第40回記念演奏会としてアルフォーレ大ホールにおいて市民オーケストラと音協合唱団によるミサ曲グロリアを演奏いたしました。これまではプロ演奏家を招いての鑑賞だけだったのですが、初めて市民が出演しての例会でした。  
今後ますます愛好家や演奏家が増えてくれることを願い、更には心豊かなまちづくりの一助になればと願っております。



         第40回記念演奏会 ミサ曲「グロリア」