雪が鳴る |
2005.1.31記
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朝のうち激しく降った雪がしばらくして止んだ。それがまた午後の2時ころから「一生懸命」降り出した。積雪は20センチ余りになった。気温はそれほど下がっていないので、やや湿り気があって、丸い団子ににぎり易いような雪だった。
外へ出て、ちょっと歩いたら雪が鳴った。今日の鳴り方は特別だ。
「キュキュキュキュキュッ、キュキュキュキュキュッ」
面白くなって、40分くらい歩いてきた。まったく自然のままの深いところを歩くと
「ダフーグッ、ダフーグッ」
車の通ったあと少し降り積もったところでは
「コリコリコ、コリコリコ」
と聞こえた。「ググーグッ」と空きっ腹が鳴るようなものもあった。雪国ならではの楽しさというか面白さだと思うのだが、雪の嫌いな人からは、しかめ面をされそうである。(2005.1.31記)