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青年海外協力隊の今年度第三次派遣隊の出発を前に、柏崎関係の二人が三十一日午前、西川市長を表敬訪問した。柏崎関係からは昨年夏にも三人が派遣されており、いずれも開発途上国で活躍中だ。市長は二年間の任務に向けて、二人を激励した。
青年海外協力隊は昭和四十年に政府事業として発足して以来、アジア、アフリカなど開発途上国の技術・技能援助を続けてきた。現在も五十九カ国で約二千二百五十人が、派遣された国の人たちと活動している。第三次派遣隊員は約二百八十人で、本県出身者は九人だった。
柏崎関係の二人は、市内善根の児玉恒子さん(29)、同城東二の太田極(きわむ)さん(26)。この日は隊員用のグリーン系のスーツで二人そろって市役所を訪れ、市長と和やかに歓談。市長は赴任先の様子などをたずねながら、二人に「しっかりした目的意識を持ってやることはすごいことだ」と励ました。
児玉さんは六日町の県農業改良普及センター職員。「日本で学んだ技術を生かし、途上国の人たちと一緒に仕事をしたい」と協力隊に応募した。セネガルの農村開発ティエス州事務所に所属し、野菜の技術指導に当たる。
一方、太田さんは県内の自動車ディーラーを退職して、ザンビアで自動車整備指導として任務に就く。同国の農業大学モンゼ校で前任者が準備を進め、五月から開設するワークショップのアドバイザーを務めることになっており、「向こうで自分の力を試してみたい」という。二人の出発はいずれる四月七日。
(1998/ 4/ 1)
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