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 国道8号柏崎バイパス工事に伴い、建設省と県教育委員会の委託を受けて発掘調査を進めてきた県埋蔵文化財調査事業団が12日午後、市内半田三地内の小峯遺跡を報道関係に公開した。同遺跡から市内では初めて平安時代の水田・畑跡の遺構が検出されたのをはじめ、多数の遺物が確認され、当時の暮らしぶりをうかがわせた。また、同時代の層位から当時の有力者などが身につけていたと見られる石(せき)か が市内で初めて出土。同遺跡近くには箕輪遺跡があることから、同事業団では「三島郡・郷」跡との関連も考えられるとした。14日には現地説明会が行われる。

 同遺跡は柏崎平野南部に広がる丘陵の縁辺に沿った沖積地に位置し、広さは約9,000平方メートル。今年度から2カ年で発掘調査を進め、今年は約5,0000平方メートルで取り組んだ。出土した多くの遺物から平安時代(9世紀後半)から近世(江戸時代)まで長期にわたって営まれた遺跡と推定された。

 調査では平安時代の水田跡、それに付随する水路跡、その北側からは畑のうね跡と見られる小溝が六条、等間隔に並んで確認された。さらに、同時代の層位から革帯の飾りの石か が出土し、当時の役人や有力者が身につ けていたと想定された。

 また、鉄を作る時に出る鉄滓(てっさい)、製鉄炉に空気を送る羽口(はぐち)なども出土。このほか同時代では佐渡小泊産の須恵器、中世では瀬戸・美濃焼、珠洲焼など国内産の日用雑器に混じり、中国産の青磁・白磁の香炉や壷などの破片が約50箱分見つかった。

 同事業団では「生活こん跡の遺構、遺物から推定し、住居周辺で畑や水田の耕作を行い、鍛冶などをしながら暮らしていたのではないだろうか」という。同遺跡から約1キロ西にある箕輪遺跡周辺には古代の役所が想定されており、「三島郡・郷跡との関連も視野に入れて検討をする必要がある」とした。

 14日の現地説明会は午前10時半から正午。問い合わせは同遺跡発掘調査事務所(電話32-2261)へ。

(1998/11/12)

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