PHOTOニュース

成年年齢の引き下げで名称が変わり、3年目になった「二十歳のつどい」。久しぶりの再会を喜ぶ出席者=3日午後、アルフォーレ大ホール (2024/05/04)


大型連休でにぎわう「じょんのび村」。乗馬体験を楽しむ来場者=2日、 市内高柳町高尾 (2024/05/02)


陽光を浴び、春風に舞うこいのぼり=28日、夢の森公園 (2024/04/30)

>>過去記事一覧
休耕田利用で菖蒲の花見ごろに

 市内各所で先ごろから、菖蒲(しょうぶ)の花が見ごろを迎えている。下方の主婦・小林和子さん(62)が減反の休耕田を利用し、丹精込めて育てた菖蒲も、白や紫の濃淡の花を咲かせ、梅雨空のうっとうしさを吹き飛ばしている。

 小林さんが本格的に菖蒲を育て始めてから、今年で4年目。最初は3坪ほどの所で球根を植えていたが、休耕田を草やぶにしておくより、きれいな花でいっぱいにしたいと場所を移動。種苗業者から新品種の球根を取り寄せて増やし続けた甲斐あって、今年は昨年に比べてさらに面積を広げ、80坪ほどにした。

 約30種類の菖蒲は今、五分咲きで、清涼感たっぷり。色とりどりの花の波が幾重にもなり、中にはフリルの付いたものや、大輪、すじ入りのものなど珍種がそろった。「ねずみが球根をかじるので、これとの格闘だった。それに、お天気続きで丈が短かったり、大風の影響で葉先がやられたりして、今年はずいぶん心配させられた」と小林さん。菖蒲に水分を行き渡らせるため、自身で作った用水路が今年も効果を発揮してくれた。

 小林さんは「畑に来ても、最初に花を眺めてから仕事に取り掛かるほど。花は心を和ませてくれるし、菖蒲好きな人たちとの交流は楽しい」と話す。これから週末ごろまでが最盛期とのことで、小林さんへの問い合わせは電話24-9507(朝、昼の時間帯)へ。

(1999/ 6/24)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。