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ゴミ不法投棄に待避所閉鎖の強行手段

 注意を呼びかけて、何度片づけても、また道路わきに投げ棄てられる大量のゴミ。不法投棄をした人への警鐘として、県柏崎土木事務所と柏崎警察署はこのほど、市内山澗地内、主要地方道・柏崎小国線の待避所(休憩所)を一時的に閉鎖する”強行手段”に出た。不法投棄を防止するため、道路と林地や沢(谷)との間に柵を設置したケースは多いが、車が待避所に出入り出来ないようにしたのは、柏崎刈羽で今回が初めてだ。

 現場は畔屋トンネルから北条側に少し下った所。心ない人たちにより、食べ終わった弁当の空き箱や家庭から捨てられたと思われる日用品のゴミが待避所とその周辺に大量に投げ棄てられ、下の水田にまで達するという、ひどい状態だ。

 北条地区の総代連絡会やコミュニティ振興協議会、地元集落ではこれまで何度もゴミの撤去を行い、今年も4月11日に回収作業を行った。しかし1カ月後には再びゴミの大きな山が出来、水田耕作者らが自力で撤去するという事態となった。

 繰り返される投棄に「もう我慢も限界」と、地元では道路管理者の県と警察に対策を要請。地域の強い姿勢に、異例の待避所一時閉鎖という措置となった。

 「この道を利用している人たちがゴミを捨てたはず。柵を見て反省を促したい」と柏崎土木事務所では話している。

(1999/ 7/ 6)

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