PHOTOニュース

水辺で咲き始めたカキツバタ。見頃は来週半ばごろになりそうだ=10日午 前、市内軽井川の柏崎・夢の森公園 (2024/05/10)


スタートアップ編を開始した第18期の「柏崎・社長のたまご塾」。11人が 入塾し、夢や目標に向かった=産文会館会議室 (2024/05/09)


開催中の春季企画展「刷り物博覧会〜引札に映る人々のくらし〜」。今で 言う広告チラシがずらりと並んだ=市立博物館 (2024/05/08)

>>過去記事一覧
中村千栄子さんをしのぶ 持田篤さん独唱会

 常盤高校の校歌、カンタータ『良寛と貞心』の作詞者である詩人の故中村千栄子さん(市内駅前一出身)をしのんで、その詩作によるリサイタルが、11月11日夜、東京で開かれる。カンタータ上演の際に良寛役だった歌手の持田篤さん(市内北条出身)が、故人の三周忌にあたり、例年の秋のリサイタルを”柏崎コンビ”に切り替えて行うもの。

 持田さんは、バリトン歌手としてドイツ歌曲、宗教曲を中心に活動を続けて来た。その中でもシューベルトの『冬の旅』の発表は、60回近くに達し国内第1人者で、ライブもCD化されている。

 カンタータ『良寛と貞心』は、昭和55年11月9日市民会館で公演された。市制40周年、柏崎労音(現芸術協会)20周年を記念したものだったが、故人の熱心な提案(作詞・構成)によって実現。市民はもちろん、NHKテレビ、FMラジオで紹介されるなど、大きな反響を呼んだ。

 今回のリサイタルは、市ケ谷駅前、ルーテル市ケ谷センターで午後7時から。『良寛と貞心』を再現(抜粋)、持田さんと貞心・関眞理子さん(東京音大助手)で『遥かなる海辺の町よ』などを披露するほか、持田さんが故人の最もお気に入りだった『雪映えの町』など五曲も歌い上げる。

 また、故人と親しかった作曲家の有馬礼子さんが、新しく作曲した歌曲集『風の中のあなたとわたし』(全5曲)も、駒井ゆり子さん(東京音大助手)によって初めて発表する。

 入場料4000円。問い合わせは、持田さん方(電話042―924―8334)

(1999/10/15)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。