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原子力防災訓練 2,600人参加し早朝から

 東京電力柏崎刈羽原発の放射能漏れ事故を想定した県・柏崎市・刈羽村・西山町の原子力防災訓練が27日早朝から昼過ぎまで行われた。昨年9月のジェー・シー・オー臨界事故後に原子力災害対策特別措置法が施行されてから初めての訓練。措置法により柏崎でも来年建設される緊急事態応急対策拠点施設(オフサイトセンター)の運用を市総合体育館で行う一方、過去2回に続いて原発周辺住民の退避・避難も実施した。

 原子力防災訓練は昭和59年から1年置きに行われている。今回は主催の各行政と国、東京電力、警察、自衛隊など37機関の約1,000人と、学校・保育園を含む3市町村の住民1,600人の合わせて2,600人が参加。柏崎刈羽原発1号機で冷却機能喪失事故が起きて、排気筒から放射性物質が放出されたという想定で午前5時前からスタートした。

 オフサイトセンターに見立てた総合体育館メーンアリーナに県の災害対策本部や国・市町村の現地本部を設置し、通信連絡・避難指示・広報などの拠点活動を広いメーンアリーナいっぱいに展開。前回までと同様に平山知事が県対策本部長を務めたほか、望月晴文・通産省資源エネルギー庁長官官房審議官が国の現地対策本部長として会場に入り、関係機関の合同対策協議会に出席した。

 また市では市役所四階大会議室に対策本部を設置し、本部会議で西川市長は「行動は的確に速やかに、指示は明りょうに。正確な情報を知らせることが住民の気持ちの安定につながる」と述べた。

 退避・避難は午前11時ごろから始まり、柏崎市では大湊の住民が宮川コミュニティセンターに、荒浜の住民が米山山荘に避難、長崎・長崎新田の住民がコンクリート屋内施設退避として日吉小体育館に入った。それぞれ大型バスなどを使って移動し、約40人を収容した日吉小では検査や除染のほか、放射線による甲状腺被ばくを防ぐヨウ素剤を初めて住民に手渡した。

 同校に退避してきた女性(56)は「ジェー・シー・オー事故があり、私たちも原発から近いので、防災無線のチャイムなどにドキッとすることがある。事故は起こってほしくない。訓練には真剣に取り組んだ」と話していた。

 このほか柏崎では、荒浜保育園児が米山山荘に避難、荒浜小児童が校舎内に退避するなどの訓練が行われた。

(2000/10/27)

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