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笑顔あふれ、新成人フェスに807人出席

 21世紀最初の「新成人フェスティバル」(市教育委員会主催)が憲法記念日の3日、市総合体育館で行われた。花曇りの中、807人(男性390人、女性417人)が新調のスーツや和服などでドレスアップして出席し、会場内は華やいだ雰囲気。新成人たちは久しぶりに会った友だちとおしゃべりを弾ませ、さわやかな笑顔があふれた。

 午前10時半から市内のグループ・ 祭や倶楽部(池田純子代表)のパワフルな踊りでオープニングを飾った後、西川市長が「21世紀の節目の年に成人を迎え、おめでとう。久しぶりに会う友だちと語らいをしながら、楽しいひと時を過ごしてほしい。20歳の自覚を持ち、自分の人生、柏崎、日本のために一生懸命に頑張ってほしい」と激励した。

 続いて、高校時代は市教委の子供野外教室のボランティアとして活躍し、今は栄養士を目指している大洲地区の学生・布施直美さんが新成人を代表してメッセージを述べた。布施さんは世話になった両親をはじめ、多くの人たちに感謝したうえで「一人一人の個性を発揮して、新時代にふさわしい社会を切り開いていくことを誓いたい」と力強く語った。

 「みんなの気持ちがあったかい!わたしのまちの二十歳の祭典」の横断幕がかかる会場では、まっ茶がふるまわれ、市吹奏楽団が演奏で花を添えた。また、市長と記念撮影のコーナーでは、新成人たちがちょっぴりすまし顔でカメラに納まる姿も見られた。

 一方、観覧席には保護者や一般の人ら約350人が訪れてフロアの新成人を見守った。大広田の戸田洋子さん(52)は次男の晴れ姿に「あっという間の20年だった。すくすく育ってくれたと思う。ただ、こういう時代だけに、これからの就職が心配」と話し、新赤坂町の竹内昇平さん(44)は「20年を振り返ると感慨深いものがあり、涙が出そうだ。ぜひ自覚を持って就職活動をしてほしいものだ」と一人娘の成長に目を細めた。

(2001/ 5/ 5)

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