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柏崎地域ニューにいがた里創プラン推進協議会など主催で16日から、柏崎刈羽グラフィティ展が市民プラザで始まった。広域圏の住民から寄せられた写真や絵はがきなどがインターネット、プリントで公開されて柏崎刈羽の今昔を伝え、地域の良さをアピールしている。
グラフィティ展は、同協議会が進めている里創プラン事業の一環。地域の資源の再発見や、地域のあるべき姿を見直すきっかけづくりを狙った。圏域内で今昔の写真など資料提供を呼び掛けたところ、戦前から1950年代を中心に、最近のものまで2,300点余りの協力が寄せられた。
会場には、花見や海水浴などの風物詩、豪雪、油田、地域・学校行事などが多彩にインターネット上に、そしてプリントに出力されて公開された。画像取り込みなどに当たった新潟工科大4年の水野彰さん(22)は「取りこぼしのないように気を付け、かなり大変な作業だった。長岡の出身なので、柏崎の開発前の海岸の様子など歴史の一端が分かり、おもしろかった」と話した。
同展実行委員会の西村徹委員長(42)は「短期間での募集にもかかわらず、たくさんから協力してもらった。自分の知らない地域の様子など興味深い写真がたくさんある。名刺作りコーナーなどもあり、パソコンの楽しさを知ってもらえたら幸いだ」といい、写真などを引き続き会場でも募集中とPR。
併せて、先に行った公募事業の受賞作品の紹介をはじめ、ブロードバンドによるインターネット体験、電子郵便局、市内のパソコングループのコーナーなども。会期は17日まで、時間は午前10時から午後4時まで。午後1時半からテレビチャンピオン・初代アウトドア王の竹内範善さんの講演会「IT時代の地域づくり―本当のぜいたく再発見」。
(2002/ 3/16)
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