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財団法人・東日本鉄道文化財団(住田正二理事長)が3日、産文会館会議室で市内鵜川に伝わる国指定の重要無形民俗文化財・綾子舞伝承支援への承認書を贈った。綾子舞は昨年度にも同財団の支援事業の対象になっており、今年度も同額の500万円の助成が行われる。
同財団は優れた地方文化への支援事業を行っており、綾子舞もその一環。昨年度は500万円の助成を受け、下野、高原田の各集落で伝わる「小原木踊」「小切子踊」「常陸踊」などの演目の所作、おはやしなどをDVDに収めた。今年度の助成で、さらに収録の演目を増やす予定だ。
この日は同財団の松本陽一事務局長が、綾子舞伝承支援委員会の高橋長究会長に承認書を渡した。松本事務局長は同財団の役割などを話した上、「地元の指導者の情熱に敬意を表し、ささやかではあるが支援できれば幸いだ」と語った。
一方、高橋会長は「DVDによる多面的・多角的なとらえ方は綾子舞の伝承に十二分に力を発揮していくことと思う。心新たに伝統継承のために努力したい」、西川市長は「DVDを貴重な羅針盤としながら正確な伝承が可能になることに感謝したい」と礼を述べた。 席上、昨年度作成したDVDの上映が行われ、前後や横、上から撮影した踊りの所作、扇の使い方などが紹介された。参列した関係者は静止画、スロー場面などにも全く画像が乱れず、また、身のこなしがはっきりと分かるトレーニングウエア姿、衣装姿の瞬時の切り替えなどの画面に見入った。
(2002/ 4/ 3)
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