
積雪深4.3メートルに達した高柳町石黒の板畑集落。住民は連日、除雪に追われた=2月24日 (2025/03/14)

文学・平和アワードの表彰式。柏崎関係では4人が優秀賞、一中が特別表彰を受けた=8日、市民プラザ (2025/03/10)

東京電力柏崎新本社事務所の安全祈願祭であいさつする福田副社長(左)=7日、市内駅前2 (2025/03/08)
>>過去記事一覧
市内松波3の市立松浜中裏手から荒浜1地内まで、海岸線に沿って約1.4キロに及ぶ保健保安林の環境整備が終了し、「はまなすロード」という名前でこのほど一般に開放された。
同保安林は約22ヘクタールの広さがあり、長さは約1.4キロ、幅は狭いところが90メートル、広いところで250メートル。飛砂防止の保安林機能に加えて、1998年度には地域住民の憩いの場、健康増進の場として寄与する健康保安林に指定され、以来、県と市で保安林内の環境整備を進めてきた。
保安林内にある松の木の成長を促進すると同時に、防犯上の理由から国道352号からの視界を確保するためにニセアカシアの木など一部を伐採。保安林の長手方向の中央に1本、これと交差する形で国道からの進入路ともなる3本の遊歩道を整備。このうち松浜中寄りの進入路は車も入ることが可能で、中に6台程度の駐車スペースを設置した。この遊歩道の入り口には直径70センチ、高さ4メートルのモミの木を標柱に使用し、「はまなすロード」の文字を刻んだ。
駐車スペースから荒浜寄り200メートルほど歩いた所には約1,200平方メートルの芝生広場があり、ここに木製遊具やトイレ、水飲み場などを設置。また、ロードのシンボル的な施設として、3メートルの盛り土の上に高さ9.5メートル、木造3階建ての展望台(監視塔)を建設した。ここからは松林越しに日本海が眺められる。また、遊歩道に沿ってあずま屋なども建てられた。
(2002/ 4/ 9)
※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。
すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。