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小中学校で今年度から総合的な学習がスタートしたことから、県刈羽農業改良普及センターはこのほど、「農」を学習にどう取り入れ、生かしていくかをテーマにした冊子を作製し、学校など関係者に配布した。
昨年6月、郡市の指導農業士らが集まった際に、農家も支援している小中学校での田植え・稲刈り体験が、農業への理解や教育全体の中でどのような位置付けにあるかといったことが話題になった。同センターではこれを受け、郡市の教育委員会などの協力を得て、学校での体験活動についての実態把握を進めるとともに、学校・教育関係者と農業団体・機関との意見交換会を開催。2002年度から総合的な学習がスタートすることから、この中で「農」をどう取り入れて展開させ、成果を上げていくかについて、市教育委員会、教育センターなどのアドバイスを得ながら体系的にまとめてきた。
テキストはA4判56ページ。「食」や「農」をどうとらえていくかを皮切りに、総合的な学習と「農」とのかかわり、学習展開と評価、稲やジャガイモ、大豆などの栽培プランも提示。大豆では豆腐やきなこの作り方についてもわかりやすくまとめた。また、農協支店別に学校周辺にどのような素材があるか、01年度に郡市内7小学校で行われた活動事例を紹介。さらに学習の支援を行うことの出来る指導農業士、アドバイザーから子供たちへのメッセージも顔写真付きで掲載するなど充実した内容だ。
(2002/ 4/18)
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