PHOTOニュース

ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

>>過去記事一覧
例年より遅く育苗作業スタート

 柏崎農協はこのほど、郡市内直営の育苗センターで稲の苗づくりをスタートさせた。コメ品質向上に向けて、農協や関係機関では農家に5月連休後の田植えを呼びかけているため、例年より10日遅い作業開始になった。

 柏崎刈羽では今年、約4,400ヘクタールの水田で稲作が行われる予定。柏崎農協では直営育苗施設と生産組合への委託分を合わせ、このうちの48%にあたる約2,100ヘクタール分、42万500箱の苗をつくる。柏崎刈羽地方は近年、夏の高温下での登熟によってコメの品質が低下傾向にあり、農協や関係機関では農家に稲作時期全体を遅らせるよう、協力を求めてきた。このため、越路早生(わせ)やこしいぶきの田植えは5月5日以降、コシヒカリは5月10日以降を目標にしており、これに合わせ、育苗日程も変更。営農指導体制を強化し、地域別の専任スタッフも配置した。

 今年は全般に気温が高めに推移しており、苗が早く育ってしまうことも予想される。また、高温下の育苗はヤケ苗発生など技術的な難しさもあり、農協では温度管理の徹底を呼びかけている。

(2002/ 4/19)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。