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西山町出身の元キックボクシング・チャンピオンで、11年にわたる選手生活を先月終えた尾崎英樹さん(29)=新潟市、ピコイ錦ジム=の引退式と後援会の解散式が11日、西山ふるさと館で開かれ、会員、家族ら約70人が尾崎さんの不屈の精神をたたえた。
尾崎さんは1991年にプロデビューし、94年、日本キックボクシング連盟のバンタム級チャンピオンになった。3回の防衛後、97年に王座を失い、昨年8月、3年9カ月ぶりに王座を奪回した。戦績は20勝7敗6引き分け(11KO勝ち)。先月、東京後楽園ホールでチャンピオンベルトを返上し、引退のエキシビション試合を行った。
後援会(荒城総一郎会長、139人)は97年、奪回を目指す尾崎さんを励ます会として発足。10回の応援バスツアーを重ね、引退試合にも約50人を送り込んだ。荒城会長は5人で始めた後援会の歩みをたどり、「これからの人生に幸多かれ」と尾崎さんの労をねぎらった。三富町長、渡辺甚一郎・町議会議長は「不屈の精神、活躍は町の誇り」と活躍をたたえた。
壇上には現役時代に獲得した大小37個のトロフィーが並べられた。クラッカーと紙テープで迎えられた尾崎さんは「リングの上でつらい時には皆さんの声援が力になった。自分一人でなく、多くの人に支えられ、ここまでやれた」と感謝。後楽園ホールに続いて、引退のセレモニーであるテンカウント・ゴングを故郷で行い、全員が起立し、尾崎さんとともに駆け抜けた日々に思いをはせた。
(2002/ 5/14)
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