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ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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西山大崎で地引き網が復活

 西山町の大崎集落(阿部修総代)は1日、世代間交流、地域文化の継承を目指し、長浜海岸で地引き網を行った。昨年7年ぶりに復活した取り組みで、初夏の日差しが降り注ぐ浜辺は子供からお年寄りまで60人以上でにぎわった。

 この日は2度にわたり、沖合で仕掛けた網を浜で二手に分かれて引いた。板の両端の綱をロープに巻き付け引く道具を腰に当て、年配の女性が「腰で引くんだよ」と声を掛けると、児童は「綱引きみたい」と答えた。浜に引き上げた網にはキス、トビウオ、イナダなどがはね、魚を手に取る幼児の笑顔と歓声が弾けた。阿部総代や担当者は「お年寄りも子供も輝いて見える。海に面した大崎ならではの取り組み」と目を細めた。

 魚は集落施設で刺し身、空揚げ、塩焼きなどに調理し、全員で舌つづみを打った。集落では今後、町の助成を得て海岸近くの松並木やハマヒルガオ群生地の整備、民具作りなど地域文化の継承に取り組む。

(2002/ 6/ 1)

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