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家族連れ、友人同士など850人が訪れた「さんぶんフリーマーケット」=24日、産文会館 (2024/11/29)
今年もイルミネーションが点灯されたJ―フォレスト遊歩道。青や白、オ レンジ色の光が輝き、寒空の中、ホッと心豊かに包んでいる=市内駅前1、 植木組 (2024/11/28)
JBA公認のD級審判に認定された鏡が沖中3年・嘉瀬志音君 (2024/11/27)
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西山大崎で地引き網が復活
西山町の大崎集落(阿部修総代)は1日、世代間交流、地域文化の継承を目指し、長浜海岸で地引き網を行った。昨年7年ぶりに復活した取り組みで、初夏の日差しが降り注ぐ浜辺は子供からお年寄りまで60人以上でにぎわった。
この日は2度にわたり、沖合で仕掛けた網を浜で二手に分かれて引いた。板の両端の綱をロープに巻き付け引く道具を腰に当て、年配の女性が「腰で引くんだよ」と声を掛けると、児童は「綱引きみたい」と答えた。浜に引き上げた網にはキス、トビウオ、イナダなどがはね、魚を手に取る幼児の笑顔と歓声が弾けた。阿部総代や担当者は「お年寄りも子供も輝いて見える。海に面した大崎ならではの取り組み」と目を細めた。
魚は集落施設で刺し身、空揚げ、塩焼きなどに調理し、全員で舌つづみを打った。集落では今後、町の助成を得て海岸近くの松並木やハマヒルガオ群生地の整備、民具作りなど地域文化の継承に取り組む。
(2002/ 6/ 1)
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