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柏商内に中高一貫校開設準備室

 県教育委員会は、高校再編計画に基づき来年度柏崎市に開校を予定している県立の中高一貫教育校の開設準備室を今月から、柏崎商業高校内に設置し、業務を開始した。これに併せ、新設校にふさわしい校名を募集している。

   県高校再編計画によって、県教委は中高一貫で6年制の教育を行う中等教育学校を村上市で、中学・高校併設型を東蒲津川町で今春それぞれ開校した。当初柏崎市でも本年度、村上と同じ中等教育学校の開校が予定されていた。

 しかし開設に当たって、全体像を含む諸準備が整わないなどの理由から、市と県が協議の末、開校を1年遅らせた。また、設置場所については、柏崎総合高の今春開校で校舎に余裕の出る柏商を活用する方針の県教委と、学園ゾーン内での設置を強く望む柏崎市との調整がいまだについていない。

 開設準備室には、この4月から県教委内で準備担当の業務を行っていた職員2人が着任した。教育課程の作成や制服、校歌の選定など学校運営のための準備を進める。市民への広報活動として、特に小学6年児童と保護者らに2学期のなるべく早い時期に説明会を行いたい計画だ。

 今後、県会9月定例会などの議論を経て、正式に柏崎市への設置が決まる見通しで、村上の場合が1学年2学級80人であることから、柏崎市も同程度の規模になりそうだ。開設準備室の横山邦夫参事は「住民の要望を可能な限り取り入れて、いい学校をつくっていきたい。熱い期待を十分感じている」と話す。

 一方、市教委では市としての諸準備を行うため、先ごろ県立柏崎中等教育学校(仮称)の対策室を設置した。県の開設準備室との連絡調整、市民への情報提供、既存の中学校との連絡・調整などを目的にしており、市民や保護者への周知を目指し、できれば夏休み中に説明会を開きたいとしている。 

(2002/ 7/ 8)

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