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柏崎公共職業安定所（金子勝所長）はこのほど、2001年度の産業別・規模別新規求人状況をまとめたが、これによると、前年と比べて小規模事業所で求人が大きく減少する一方、100人を超える大規模事業所では逆に増加していることが分かった。この傾向は今年度に入っても続いているという。
統計では4つの規模別に求人を集計した。規模の小さい29人以下と30―99人の事業所が、求人全体の約9割を占めるが、昨年度の求人数は対前年度比でいずれも約2割減少した。今年度はさらにその状況が強まっており、30―99人の事業所の求人の落ち込みが若干大きくなる傾向だ。
一方、100―299人の事業所の求人は、対前年度比でほとんど変化は見られなかったものの、今年度に入ってからは前年同期比で150％の増加。また300人以上の事業所では昨年度は倍増、今年度に入っても前年同期比6倍の伸びだ。
大規模事業所の求人増について安定所では「サービス業関係、特に病院などの専門職の求人が増えている」としている。
なお、産業別では建設・製造業の求人が減少し、サービス業などは増えた。
事業所規模別の2001年度の求人数は次の通り（人・かっこ内は前年度）。
■29人以下＝2806（3372）
■30―99人＝986（1198）
■100―299人＝324（320）
■300人以上＝216（111）
(2002/ 7/15)
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