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柏崎ぶどう村でブドウ狩りスタート

 市内芋川、柏崎ぶどう村で6日から、もぎ取り園のブドウ狩りがスタートした。大きな房がたわわに実る棚の下は、初日から味覚の季節を先取りする人たちでにぎわった。

 ぶどう村では1996年から、それまでの入園料制を廃止した。今年も入園前に試食した後、必要量をもぎ取って買ってもらうやり方だ。もぎ取り園の面積は約1.6ヘクタール。現在は種なし青ブドウのヒムロットが糖度を増し、中旬ごろからは黒ブドウのスチューベンが食べごろを迎える。

 園内では虫や風雨から実を守るため、市民ボランティアの手を借りながら、例年よりも早く袋掛け作業を済ませた。今年は天候に恵まれて、ブドウにとっては最高の条件。袋からはみ出すほど大きな房に育ち、遠山秀一営業部長は「十分な日照で糖度は期待でき、きっと満足してもらえるはず」と話す。秋が深まるにつれて、巨峰、紅瑞宝、高砂に品種が移っていく。

 開園時間は午前9時半から午後4時半。8月中は無休。10日から18日までのお盆期間中、ワイナリーテラスで炭火焼きのステーキも味わえる。ぶどう村内のレストランかっこうでも手軽な昼食が楽しめる。

(2002/ 8/ 7)

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