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刈羽中・橋爪君がKボール国際大会で好投

 タイのバンコクで22日から25日まで行われたKボール(準硬式球)の東南アジア国際大会(アジア野球連盟主催)で、日本代表・新潟クラブの投手として刈羽中3年・橋爪裕基君が登板し、自責点ゼロの活躍を見せた。

 Kボールは硬式球に近い軟式球で、構造は軟式球と同じく中空だが、大きさと重さは硬式球に準ずるボール。バウンド、打球感、補球感などは硬式球に近い。

 新潟クラブは軟式野球の県中学選抜チーム。初出場した全国中学生Kボール選手権(日本野球連盟主催)で準優勝し、同連盟から代表推薦を受け、タイの国際大会に出場権を得た。

 橋爪君は刈羽中野球部に所属し、柏崎刈羽地区大会6位に終わったところに、県選抜メンバーの朗報が届いた。「もう一度、野球ができる」と7月からのチーム合同練習のほかに、軟式球より一回り大きいKボールに早く慣れようと投球練習を重ね、2週間ほどでコントロールも良くなった。

 国際大会には新潟クラブとタイの3チームが出場し、リーグ戦を行った。橋爪君は第1戦、第3戦の中継ぎとして、3回3分の2を投げ、失点3ながら自責点なしの好投。第2戦は2塁手として途中出場した。帰国後、「タイの観光も楽しかったが、日本代表のユニホームを着て、投げられたことがうれしかった」と語った。

(2002/ 8/31)

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