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8号バイパス茨目─城東間が開通

 国道8号柏崎バイパス、茨目―城東間2.6キロの開通式典が28日に行われた。前日からの暴風雨で会場を半田コミュニティセンターに移し、テープカットは中止するなど予定外の式典となったが、関係者らが早期の全線供用開始に期待を込め、事業の促進に決意を新たにした。同バイパスは同日午後3時に一般供用が開始された。

 開通式典は工事を担当した国土交通省長岡国道事務所(玉木誠所長)の主催で行われ、北陸地方整備局の鬼頭平二局長をはじめ、島原利昭・県土木部長、西川勉・県議会副議長や国会議員、柏崎バイパス事業促進協議会を構成している地元関係者、地権者、施工業者ら合わせて150人が出席した。

 玉木所長は式辞で、同バイパスの柏崎都市圏域の環状道路、北陸地方の幹線道路としての意義を示し、「公共事業費削減の中、早期の全線開通に努力を重ねたい」と関係者の支援を求めた。鬼頭局長や高鳥修衆院議員ら来賓は、米山峠の改修など国道整備に尽くした先人の思い出を語ったほか、柏崎地域の発展に寄与する道路整備、道路特定財源の確保、自然や景観に配慮した安全な道路づくりなどを強調した。また促進協議会長の西川市長は、26日に実施した開通イベントの様子を紹介しながら「この日を迎えることが出来たのは地権者、地域の人たちのおかげ。課題は多いが、一刻も早い全線開通に向け、関係者の力を結集し、取り組んでいく覚悟だ」と決意を込めた。

 出席者はマイクロバスに乗り、国道252号との交差点から353号線方面へ開通パレードを行い、祝賀会(柏崎バイパス事業促進協議会主催)会場の市民プラザに向かった。式典に先立ち、茨目交差点近くで施工業者による交通安全祈願祭も行われた。

 国道8号柏崎バイパスは現道の渋滞緩和と幹線国道としての機能強化を目的に、市街地南側、市内長崎―鯨波間に11キロの4車線道路を建設しようというもの。1982年度調査開始、1987年度事業化、1989年度都市計画決定以来、茨目―城東間が先する形で工事が進められてきた。

(2002/10/28)

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