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防災交流会で行われたパネルディスカッション。「高齢者等避難における 日頃からの地域と福祉の連携」をテーマに、それぞれの立場から語った=26日、産文会館 (2023/11/28)

柏崎小創立150周年記念式典で、来場者にさらなる成長を誓う全校児童 =25日、アルフォーレ (2023/11/27)

青少年健全育成大集会の講演で「放牧型共育」を呼び掛けた三谷教授=市 民プラザ (2023/11/25)
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日朝交渉見守る蓮池さんら
日朝国交正常化交渉が29日、マレーシアの首都クアラルンプールで約2年ぶりに再開された。蓮池薫さん(45)、祐木子さん(46)夫妻と家族は自宅でテレビニュースを見守った。
蓮池さん夫妻は同日午前、蓮池さん宅で交渉再開のニュースを待った。両親は1階8畳間で交渉が始まったことを伝えるニュースを見つめた。父親秀量さん(75)はノートにメモを取り、「子供たちの帰国日程が確定するよう願っている」と述べた。母親ハツイさん(70)は「外務省が北朝鮮にき然とした態度で臨み、子供たちを帰してほしい」と求めた。本人たちは別室でテレビを食い入るように見ているという。ハツイさんは「私たちが24年間待ったように、あの子たちもつらいだろう。心は揺れていると思う」と気遣った。
また、祐木子さんの父親・奥土一男さん(75)は自宅8畳間で「日がたつにつれ、親自体も子供のことを心配している。いつ帰るか気になっている」と話した。午前11時のニュースが始まると険しい表情になり、みじろぎもせず交渉開始の知らせを聞いた。「(子供たちが)いつ帰るかという日まではっきり決めていただきたい」と話した。
(2002/10/29)
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