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今月2・3日に行われた新春恒例の第79回東京箱根間往復大学駅伝に、柏崎から米山台たんぽぽランナーズ(星野勤会長)がマラソン太鼓で参加した。山上り、下りの往路・復路で威勢のいい太鼓の音を響かせ、選手を激励した。
マラソン太鼓は、同ランナーズのメンバーが東京・青梅マラソンに選手として出場した際に、沿道で打ち鳴らされる太鼓の音に支えられたことから、自分たちもーーと1昨年春に立ち上げた。以来、市内の潮風マラソン、鯖石ロードレース、柏崎ロードレースなどで太鼓をたたき、市外では河口湖マラソンでも盛り上げた。
初めての箱根には、星野会長が専修大OBの関係から同大の選手を応援しようと、メンバー10人が参加した。1日目の往路は恵明学園近くの5区にテントを構えた。そろいのはっぴに、拉致救出運動のシンボル・青いリボンを着け、山上りの選手を太鼓で迎えた。2日目の復路は、粉雪の中を6区で選手を送り出した。
メンバーの1人、石橋勉さんは除夜の鐘を合図に東京大手町を出発し、芦の湖まで約110キロの駅伝コースを約15時間かけて完走。仲間とともに、テントで選手に声援を送った。
米山台3で食堂を経営する大図辰芳さんは妻の京子さんと参加した。「頭上ではヘリコプターが飛び、選手が近づくにつれて、興奮度が上がり、ピリピリした雰囲気が伝わってきた。選手が走って来る前後には太鼓を強くたたいて、『頑張れよ』と声をかけた。それはもう、うるうる感動ものだった」と話した。
(2003/ 1/ 8)
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